【富士花鳥園】花と鳥のテーマパーク! アクセス方法や入園料は?【富士宮市】

雨の日

静岡県富士宮市にある花と鳥の楽園、富士花鳥園(ふじかちょうえん)。富士山観光で有名な朝霧高原を代表する観光スポットであり、周囲の自然を感じながら楽しめる花と鳥のテーマパークです。所狭しと咲き誇る数種類の花々、鳥好きにはたまらないフクロウやインコとのふれあい、大迫力のバードショーと見どころがいっぱい! 園内には屋内と屋外のエリアがあり、屋内エリアは全天候型の空調ハウスなので、夏の暑い日、冬の寒い日、雨や風の強い日でも安心して楽しむことができます。富士山を眺めながら花や鳥たちに癒されてみませんか?

富士花鳥園てどんなところ?

富士花鳥園は、静岡県富士宮市にある花と鳥のテーマパークです。園内には、1,200株のベゴニアや約300品種のフクシアといった色とりどりの花、約30種類のフクロウ・ミミズクやペンギン、インコといった多くの鳥たちを飼育・展示しています。

園内は、屋内エリアと開放感抜群な屋外エリアに分かれており、それぞれの特徴を活かした展示が行われています。屋内エリアは全天候型の空調ハウスとなっているため、天候や気温に左右されずいつでも花や鳥たちと楽しくふれあうことができる空間です。

中でも、毎日開催されるバードショーや鳥たちとのふれあい体験は特におすすめで、大人から子供まで楽しめる人気のイベントとなっています。

また、園内には売店も設けられており、人気のフクロウグッズやここでしか手に入らない富士花鳥園オリジナルグッズなどが販売されています。

ちなみに、同じ静岡県内にある花鳥園ということで、掛川花鳥園と混同されてしまうケースが多々あるようですが、今回ご紹介する富士花鳥園とは全く別の施設です。富士山の麓、富士宮市にあるのが富士花鳥園。掛川市にあるハシビロコウで有名な花鳥園が掛川花鳥園です。お間違いないようご注意ください。

富士花鳥園には何がある?

富士花鳥園は、全天候型の屋内エリアと自然に囲まれた開放的な屋外エリアがある、とても広々とした花と鳥のテーマパークです。見どころもたくさんありますので、園内を散策しながらご紹介していきます!

たくさんのフクロウがお出迎え!

受付を済ませ園内に入ると、まずはフクロウたちがお出迎え! 園内には約30種類のフクロウ・ミミズクが飼育されており、富士花鳥園の看板鳥的な存在! 売店にもフクロウグッズがいっぱいです!

カメラを向けるとそっぽを向いてしまう子や、逆にしっかりカメラ目線をくれる子など、種類だけでなく性格も個体によって様々。十人十色、もとい十梟十色とでも言いましょうか。それぞれ違った表情で私たちを出迎えてくれます。

花の楽園「大温室」

フクロウたちの熱烈な歓迎?を受け園内を進むと、たくさんの花が咲き誇る温室エリアに入ります。ご覧ください、目の前はとにかく花!花!花! 温室内はまさに花たちの楽園です!

1,200株のベゴニアや約300品種のフクシアが温室内を埋め尽くさんばかりに咲き乱れています。もちろん、温室なので季節は関係なし! 一年中このような光景が温室内を彩っているんです! 正直、ここまでとは思っていなかったので、想像以上の花の数、足元、壁、天井、どこを見ても花が咲いているこの光景に圧倒されてしまいました。これは一見の価値ありです!

温室中央には「花の池」という、まるで熱帯のジャングルを思わせるような池があったりもします。自然に落ちてしまった植物の花を浮かべ、色とりどりの花が水面を漂う様子を見ることができる池。それが本来の「花の池」の姿のようですが、この時はタイミングが良くなかったのか、ちょっと寂しい池の様子しか見ることができませんでした。次回に期待ですね!

温室エリアには、美しい花々を眺めながら飲食を楽しむことができるカフェ「花鳥カフェ」が併設されていますが、2021年10月より営業を休止しています。非常に残念ではありますが、食べ物、飲み物の持ち込みは可能とされていますので、花に囲まれて飲食を楽しみたい方はご自身で用意して富士花鳥園を訪れましょう。一日でも早く営業再開できるといいですね!

富士花鳥園の目玉イベント「バードショー」

温室内、花のエリアの一番奥では、富士花鳥園の大人気イベント「バードショー」が行われます。人気のイベントとあって、開催時間が近づくと会場にはたくさんのお客さんが! 特に週末や大型連休などはすぐに席が埋まってしまいますので、お早めのお出かけをおすすめします!

写真では伝わりづらいと思いますが、想像を遥かに超える大迫力! 前列の席に座ると、目の前まで鳥たちが飛んできたり、頭スレスレの高さを飛んでくれたりします! ショーを進行するスタッフさんが目の前で写真を撮らせてくれたりもしますので、最前列の席は特におすすめです!

バードショーは一日一回、13:30~と開催時間が決められていますので、観賞をご希望の方はその時間に合わせてお出かけください。開催時間等は変更の可能性があるため、事前にご確認の上、時間に余裕を持ってお出かけくださいね!

また、バードショー後には「フクロウの腕乗せ体験」も行われますので、そちらも合わせてお楽しみください!

鳥たちとのふれあいを楽しめる「ふれあい広場」

温室内、花のエリアの反対側には、富士花鳥園で生活する鳥たちとのふれあいを楽しめる「ふれあい広場」があります。こちらは、インコやペンギン、モルモットたちへのエサやり体験や鳥たちを間近で観察することができるエリアです。

特に「ロリキートランディングエリア」では、カラフルなインコたちが肩や腕にとまってエサを求める姿を間近で観察することができますので、動物とのふれあいが好きな方には非常におすすめです!

ふれあい広場を奥に進むと、タカやノスリ、フクロウなどの猛禽類がケージに入れられず、そのまま展示されているエリアがあります。ちょっと怖い……と思う方もいるかもしれませんが、意外と大人しいんですね。先ほどご紹介したバードショーといい、鳥類って思ったより頭がいいんだなと感心しました。

こちらのエリアではふれあい体験は行われていませんでしたが、至近距離で鳥たちを観察することは可能です。普段、猛禽類を間近で観察できる機会なんてなかなかないですよね? そんな方はこの機会にじっくり観察してみましょう! 意外な発見があるかもしれませんよ? カメラを向けると結構目線をくれたりします。カメラに興味があるのか、単純にサービス精神が旺盛なのか……。

ふれあい広場からは少し離れてしまいますが、ほかにも鳥たちとのふれあいを楽しめるエリアがあります。そちらは主に水鳥と呼ばれる種類の鳥たちがいるエリアで、フラミンゴやトキ、コールダックなどへのエサやりを体験できる場所です。残念なことに私が訪れた時は、そちらのエリアは休止中でしたが、鳥たちとのふれあいをもっと楽しみたい!という方は、ぜひ水鳥たちのエリアにも足を運んでみてくださいね!

自然の中を散策「屋外エリア」

屋内エリア「大温室」を後にし、ここからは屋外エリアを散策していきます。ちょっと意外だったのですが、富士花鳥園は屋外エリアがかなり広いんです! 全天候型であることを前面に出している施設なので、屋外展示はおまけ程度かな?と思っていたのでびっくり! とは言え、展示している鳥の種類や数、花の展示スペースも温室内のほうが圧倒的に多いのですが……。それでも、屋外エリアをスルーして帰ってしまうのはもったいない!と思えるくらいには見どころがあります。

屋外エリアに出て、まず最初に出会うのがエミューたちです。ここ「エミュー牧場」でもエサやり体験ができますが、屋内エリアでふれあってきた鳥たちとは比べ物にならないほど大きな種類。その迫力ある見た目がちょっとこわいと感じてしまうかもしれませんが、意外と大人しくエサを食べてくれるんです。一粒ずつ優しく。その姿は普通にかわいいと感じます。これはエサやりをしてみないと見ることのできない一面ですので、ぜひエミューへのエサやりを体験してみてください。おすすめです。

エミュー牧場を過ぎると次に現れるのは大きな池。こちらの池にはコクチョウやカモ、鳥類ではありませんがコイも生息しています。こちらでもエサやり体験ができるのですが、エサを持っていなくても人が池に近づくと大量の水鳥たち(ついでにコイも)が寄ってきます。かわいらしくてついつい夢中になってしまいますが、こちらの池には柵などが設置されていませんので、誤って落ちないよう注意しましょう。

池を過ぎるとここからは緑に囲まれた散策路。朝霧高原の自然の空気を感じながら園内をお散歩できます。散策路の途中には東屋的な場所もありますので、ゆっくり自然を感じながら小休憩も。富士花鳥園の敷地内ではありますが、運が良ければ野鳥の姿も観察できちゃいますね! なんかちょっと得した気分!

この散策路をぐるっと一周回ると、再び温室に戻ることができます。

お帰り前に売店へ!

園内の見学が終わったら、お帰り前にぜひ売店を覗いてみてください! 富士花鳥園のオリジナルグッズや幸せを呼ぶとされるフクロウグッズ、スタッフさんたちお手製の商品などが所狭しと並べられています! ここでしか手に入らないものもたくさんありますので、富士花鳥園を訪れた記念にぜひ!

「お土産は買わずに後悔するより買って後悔しよう」

これ、私のお出かけルールのひとつなんです。ご参考までに。

富士花鳥園に行ってみて…

「花と鳥の別天地」

これは公式サイトが富士花鳥園を紹介する際に用いているキャッチフレーズです。まさにその通りの場所でした。私たちが踏み入れたことのない花と鳥の楽園。非日常を味わえる理想郷のようなテーマパーク。それが富士花鳥園です!

私は特別、花を愛でるのが好きなわけでも、鳥が好きなわけでもありませんが、すごく楽しい充実した時間を過ごすことができました。中でも特にバードショーは必見です! バードショーを見ずして富士花鳥園は語れない!と思いましたね。富士花鳥園を訪れる予定の方はぜひバードショーの時間に合わせてお出かけください!

また、園内に咲き誇る色とりどりの花たちも本当に見事です。鳥たちとのふれあいだけでなく、ゆっくりとお花を観賞する時間も確保してお出かけしましょう! 花と鳥、どちらもしっかり楽しめるのが富士花鳥園最大の魅力です!

最初にもお伝えしましたが、富士花鳥園と掛川花鳥園は混同されることが多く、また比較されることも少なからずあります。正直なところどちらにも長所があり、好き嫌いは好みによるものだと個人的には思っていますが、敢えて違いを挙げるなら富士花鳥園の方がお花に力を入れている印象を受けました。これは私が個人的に感じたことなので、「こういう感じ方の人もいる」というくらいの認識でお願いします。

その場所にはその場所でしか味わえない楽しみ方があり、それこそがそれぞれの長所であり魅力なんだと思います。感じ方は人それぞれですので、ぜひ実際に両方の施設を訪れ、それぞれの魅力に触れてみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

富士花鳥園へのアクセス

公式サイト

富士花鳥園

所在地

〒418-0101 静岡県富士宮市根原480-1

公共交通機関をご利用の方へ

富士宮駅/富士急バス

「富士丘入口」もしくは「道の駅朝霧高原」バス停で下車

↓ どちらからも徒歩約10分ほど

富士花鳥園

ちなみに、富士宮駅~富士花鳥園はバス、徒歩合わせて50分ほどかかります。お時間に余裕をもってお出かけください。

入園料

大人(中学生以上)1,400円
小学生700円
幼児(未就学児)無料
シニア(65歳以上)1,400円

駐車場

無料

普通車185台
大型車(バス)12台

営業時間

夏期(4月1日~11月30日)9:00~17:00(入園は16:30まで)
冬期(12月1日~3月31日)9:00~16:00(入園は15:30まで)

基本木曜定休(詳しくは富士花鳥園営業カレンダーをご覧ください)

その他ご不明な点、詳しい情報は富士花鳥園公式サイトにてご確認ください。

また、こちらのブログ内でご紹介させていただいた内容は記事作成時点での情報です。必ず最新情報をお確かめの上お出かけください。

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