【修善寺虹の郷】伊豆の自然に囲まれたテーマパーク! アクセス方法や所要時間は?【伊豆市修善寺】

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静岡県伊豆市修善寺にある花と緑の公園、修善寺虹の郷(しゅぜんじにじのさと)。季節ごとに咲く様々な種類の花や緑、エリアごとに分けられた様々な文化に触れることができる自然の中のテーマパークです! 園内にはエリア散策の交通手段としても利用できる「ロムニー鉄道」や「ロムニーバス」が走っていたり、写真映えするスポットも数多くあるため、大人から子供まで誰もが楽しめる伊豆のおすすめスポットとなっています!

修善寺虹の郷ってどんなところ?

修善寺虹の郷は、伊豆で人気の温泉のひとつ「修善寺温泉」で有名な伊豆市修善寺にあるテーマパークです。前身である「修善寺公園」が誕生したのが1924年。その後1967年に「修善寺自然公園」と名称を変更し、1990年4月に「修善寺虹の郷」として開園しました。

園内は「イギリス村」「カナダ村」「フェアリーガーデン」「日本庭園」「匠の村」「伊豆の村」といった6つのエリアに分けられており、それぞれがテーマに沿った文化や建造物、歴史などを学べる施設や展示を行っています。

さらに園内には、アトラクションとしても交通手段としても利用できる「ロムニー鉄道」や「ロムニーバス」が走っており、園内の自然を眺めながら優雅な鉄道旅、レトロなバス旅気分を味わうこともできます。

そして意外と知られていないのが園内の広さ! 実際に修善寺虹の郷を訪れてみるとわかるのですが、想像よりも遥かに広い! その広さなんと50万㎡! 実はこれ、東京ディズニーランドの敷地面積とほぼ同じ広さなんです! 園内に鉄道が走るのも納得です。

修善寺虹の郷をエリアごとにご紹介!

修善寺虹の郷はエリアごとにテーマが設定されており、そのテーマに沿った文化や建造物、歴史について学ぶことができる施設となっています。この記事では私が回った順番でご紹介させていただきますが、園内はかなり広い造りになっていますので、すべてを見て回りたい方は園内マップ等で確認しながら散策してください。後にわかると思いますが、私は1エリアだけ回れていません。ご紹介できずすみません。

それではエリアごとにご紹介していきます!

中世イギリスの街並みを再現「イギリス村」

駐車場に車をとめて園内へ入ると、早速海外を思わせる街並みが目の前に広がります。園内最初のエリアはイギリス村! 中世イギリスの街並みを再現した異国情緒あふれるエリアです。

それぞれの建物がお土産屋さんや博物館になっており、アンティークのおもちゃやイギリスからの輸入品を購入することもできます。奥に見える赤いバスはカフェです。ファストフードやドリンクいただきながら中世イギリスの雰囲気を味わうことができます。

こんな感じのレトロな海外のバスが展示されていたりもします。園内を走るロムニーバスに似ていますが、これはもう動かないのかな?

イギリス村には鉄道模型ジオラマ館15インチゲージレイルウェイミュージアムといった施設もあります。イギリス鉄道や蒸気機関車の歴史について学ぶことができる、SLファンにはたまらない博物館です!

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、こちらがイギリス村にあるロムニー鉄道の「ロムニー駅」。先ほど紹介した15インチゲージレイルウェイミュージアムもこのロムニー鉄道の博物館です。線路の幅が15インチ(約38センチ)しかなく、公共の鉄道として一番小さな規格の鉄道なんだとか。このロムニー鉄道は修善寺虹の郷内の移動手段として使用することができ、約10分ほどでカナダ村のネルソン駅まで行くことができます。

伊豆の魅力がたっぷり「伊豆の村」

イギリス村を抜けると北へ向かう道か西へ向かう道かに分かれます。私は北へ進み伊豆の村へ向かいます。

伊豆の村へはこんな感じの階段を下っていきます。車イスの方や足が不自由な方でも進めるよう、坂道も設けられています。ちなみに私が修善寺虹の郷を訪れたのは2月頃でしたので、河津桜がぽつぽつと咲き始めていました。

伊豆の村は甘味処やラーメン屋さんなどが並ぶ、伊豆の特産品などを使用したグルメを味わいながら休憩できるエリアですね。エリアとしての規模も大きくないので、ゆっくりとした時間を過ごすにはもってこいのエリアだと思います。季節ごとの限定メニューもありそうなので、修善寺虹の郷を訪れた際にはチェックしておきたいスポットです!

日本の古き良き歴史を学べる伝統の村「匠の村」

伊豆の村を抜け少し進むと、次は匠の村エリアに入ります。まさに”村”と呼ぶにふさわしいような、日本の伝統的な合掌造りの建物が立ち並ぶエリアです。ダム建設によりダムの底に沈む運命にあった、岐阜県揖斐郡徳山村の建物9棟を虹の郷に移築。匠の村として生まれ変わり、一般に公開されています。

自然の中に立ち並ぶ合掌造りの建物が懐かしい雰囲気を醸し出しています。個人的に一番のお気に入りエリアです! 

レトロなポストなんかも設置されています。少しもの寂しげな雰囲気もあり風情を感じますね。

こちらは玩具遊び処です。お手玉やメンコ、だるま落としなど、昔ながらの懐かしいおもちゃで遊ぶことができます。

匠の村にはほかにも、岐阜県徳山村の生活用品が展示された「民具展示館」や、コーヒーや軽食をいただきながら小休憩ができる「旬彩茶房 『やすらぎ』」、漫画家・富永一郎さんの作品が展示されている「富永一郎忍者漫画館」などがあります。

更に匠の村には、和紙による花ハガキ作りが体験できる「匠 和紙工房」、杉でドアプレート作りが楽しめる「手作り体験工房『遊牧民(遊牧民)』」、江戸独楽の製作体験ができる「江戸独楽・木地玩具『匡峰庵(きょうほうあん)』」といった、ものづくり体験を楽しむことができる施設もあります。ものづくり体験に興味のある方は修善寺虹の郷公式サイト「ものづくり体験」ページにてご確認ください。

バラや季節の花を楽しめる洋風庭園「フェアリーガーデン」

匠の村を抜け次はフェアリーガーデンを目指します! が、修善寺虹の郷を隅々まで楽しみたかったのでちょっと遠回り。

おそらく季節によってはいい眺めになるであろう場所を発見! この辺りはどのエリアにも属していないようですが、それでも休憩できる場所がありますね。こういうあまり知られていないような場所、私は好きです。

フェアリーガーデン到着! 公式サイトでは「妖精の歌声が聞こえてきそうな…」と紹介されていますが、さすがに2月は厳しかったようです。バラの開花時期に合わせて来れば、フェアリーガーデンと呼ぶにふさわしい光景が広がっていることでしょう! それでもなんとなくの雰囲気は味わえたので良しとしました!

これ花が咲いていたら絶対にきれいですよね? 完全に来る時期を間違えました。

こちらはプリンセス・ローズ・ハウスという温室です。やはりこの時期はちょっと寂しいですね。次はバラの開花時期に合わせて来ようと思います!

伊豆市の姉妹都市を模した村「カナダ村」

フェアリーガーデンからロムニー鉄道の線路を挟んですぐ隣にあるエリアがカナダ村です。園内ですが線路には当然踏切もあります。

実は修善寺虹の郷がある伊豆市の姉妹都市がカナダにあるんです。その都市の名は「ネルソン市」。旧修善寺町の頃から姉妹都市提携が結ばれており、このカナダ村はネルソン市を模して造られているのだそう。カラフルな建物がとても印象的なエリアです。

こちらはカレーライスやパスタ、ピラフなどの軽食を提供してくれる「めーぷる」というカフェテラスです。

このくまさんが目印のお店は「ベイカー・ストリート・ブティック」です。カナダ直輸入のグッズを取りそろえたお店です。

こちらのお店はハンバーガーやソフトドリンクが楽しめるファーストフード店「イエローピーチ」です。

その他にもこのカナダ村には、小さなお子様がのびのびと遊べる「プレイロット」という広場や、水遊びができる「わんぱく水遊び広場」、万華鏡作家の作品を展示してある「カレイドスコープミュージアム・ネルソンホール」といった施設もあります。

このハートのオブジェの奥に見えるのがクーテニー湖ビッグオレンジブリッジです。このハートのオブジェが常設されているものなのかはちょっとわかりませんが、写真映えするスポットなのは確かです!

そしてこちらが「ネルソン駅」。イギリス村にあったロムニー駅への列車が出ています。修善寺虹の郷のロムニー鉄道はこの2つの駅を行き来している小さな鉄道です。

その他にもいくつかエリアがありますが…

これで修善寺虹の郷すべてのエリアをまわり終えました! と、言いたいところですが、日本庭園エリアインディアン砦わんちゃん広場には行っていません。

まず日本庭園エリアですが、単純に忘れました。日本庭園エリアは修善寺虹の郷のほぼ中心に位置し、どのエリアからも比較的行きやすいのですが、外周をまわりながらエリアごとに散策していたので、どこからでも行けることが裏目に出てしまい、結局行かずじまいで虹の郷を後にしてしまいました。ご紹介できず申し訳ありません。

インディアン砦とわんちゃん広場に関しては、前日の雨とこの日も小雨がぱらつく時間帯があったことから、かなり足元が悪い状態だったので散策を断念してしまいました。こちらもご紹介できず残念です。

修善寺虹の郷での散策を終えて…

かなり前から行ってみたいと思っていた場所だったので、念願が叶って純粋に嬉しかったです! 実はこれまでに行ったことのある方たちから感想を聞くと、あまりおすすめはしない感じだったので二の足を踏んでいました。更にネットのレビューなども辛口なコメントが目についてしまって……。

それでも気になる気持ちを抑えきれず、実際行ってみたら想像以上に楽しめました! 確かにちょっと時代を感じる部分や、手が行き届いていないようなところも見られましたが、それはそれで味があっていいのではないかと! 私が行ったのが平日だったこともあり、人も少なくゆっくり散策しながらまわれたのも非常に良かったです! 残念だったのは写真を見てもらえるとわかるように、天気が良くなかったことと行く季節を間違えたことですね。次はお花が見頃の季節、そして晴れた日に行きたいと思います!

修善寺虹の郷に限った話ではないですが、訪れた施設に不満を感じてしまうのは、その施設に対して求めていた理想と、実際に訪れて感じた現実がかけ離れているからではないかと思います。修善寺虹の郷に全国的に有名な大型テーマパークのような規模感を求めて行ったら、さすがに満足するのは難しいと思います(失礼でしたらすみません)。実際公式サイトでも園内を一周するのにかかる所要時間は1時間半~2時間ほどとアナウンスしています。

海外のような街並み、昔の日本の文化、四季折々の草花に囲まれたゆっくりとした時間を過ごすために訪れれば、とても充実した時間を送ることができると思います。ハードルを上げ過ぎずに一度足を運んでみてください! 自分なりの楽しさ、そこでしか味わえない魅力を発見できれば、超有名大型テーマパークにも負けない素敵な時間を過ごすことができると私は思っています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

修善寺虹の郷へのアクセス

公式サイト

修善寺虹の郷

所在地

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺4279-3

公共交通機関で向かわれる方は、修善寺駅南口から東海バスで約20分、虹の郷バス停下車すぐです。

入園料

大人(中学生以上) 1,220円(税込)

小人(満4歳~小学生) 610円(税込)

駐車場

普通車 300円(税込)

二輪車 100円(税込)

営業時間

4月~9月

10:00~17:00

10月~3月

10:00~16:00

その他ご不明な点、詳しい情報は修善寺虹の郷公式サイトにてご確認ください。また、こちらのブログ内でご紹介させていただいた内容は記事作成時点での情報です。必ず最新情報をお確かめの上お出かけください。

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