【ぬくもりの森】まるで小さなおとぎの国? 幻想的で独創的なフォトスポットはココだ!【浜松市】

入場料1,000円以下

静岡県浜松市の住宅街に突如として現れる小さなおとぎの国、ぬくもりの森。創業者の想いやこだわりが詰まったこの場所は、想像の遥か上を行く絵本の中の世界が広がっています! ぬくもりの森全体がフォトスポットのような場所なので、どこにカメラを向けても絵になり過ぎてしまうような素敵な場所。スマホなどで写真を撮る予定の方は、バッテリー残量にご注意くださいね?

ぬくもりの森ってどんなところ?

みなさんはぬくもりの森がどんなところかご存じですか? 今や浜松市を代表する観光スポットとなったぬくもりの森ですが、一体どんな経緯で生まれた場所なのでしょう? ぬくもりの森のことを少し知ってからお出かけすることで、よりこの場所を楽しむことができるかもしれません。

ぬくもりの森とは、ヨーロッパ建築を独学で学びその独自の建築スタイルを追求する建築家の佐々木茂良氏が、1983年から時間をかけて少しずつ創り上げてきた場所です。どこにでもあるような普通の街中から少し入ったところに突然姿を現すその場所は、まるでおとぎの国に迷い込んだような不思議な空間。この後写真付きでご紹介しますが、一帯が森の中の小さな村のような造りになっており、創業者のこだわりや想いを強く感じることができる場所です。

それぞれの建物が飲食店や雑貨屋、ギャラリーなどになっており、絵本のような世界観の中で食事や買い物を楽しむことができる施設となっています。

ぬくもりの森を目指して!

それでは駐車場に車をとめ、ぬくもりの森を目指して歩いていきましょう! ぬくもりの森は普通の住宅街の一角に造られた場所なので、駐車場は少し離れた場所にあります。

こちらが駐車場の写真です。駐車場の後ろにはファミリーマートが見えます。ファミリーマートを目印に向かうとわかりやすいかと。

そしてお気づきの方もいるとは思いますが、この日は雨。ですが、私は敢えて雨の日にぬくもりの森を訪れました。理由は後々ご紹介します。

それにしても驚いたのが、この混雑具合! 雨の日の平日にも関わらず駐車場はほぼ満車! これは想定外でした。ですがこちらの理由も後にわかりますので、もう少し読み進めてみてください。

駐車場の入口、横断歩道を渡った先などに案内の方が立ってくれていて、ぬくもりの森までのルートを案内してくれます。こちらの写真のように案内板も設置してあるので、迷わず目的地にたどり着くことができますが、写真からもわかるように普通の住宅街の中を歩いて進むことになりますので、近隣住民の方の迷惑にならないようぬくもりの森を目指しましょう。

駐車場から3~5分ほど歩くとぬくもりの森の看板や独特な見た目の建物が見えてきます。ぬくもりの森には入場門のようなものはなく、県道から少し入った住宅街沿いの道を歩いていると、突然おとぎの国のような風景が目の前に広がります。私もそうでしたが、初めて訪れる方はきっと驚かれるでしょう。と、同時にわくわくが止まらなくなると思います!

それでは、ぬくもりの森を散策していきましょう!

ぬくもりの森を散策!

ぬくもりの森入口にあるのが、インフォメーションです。こちらで入場料を支払うことでぬくもりの森敷地内を散策できるのですが、なんと!この日は入場無料とのこと! 私は知らずにぬくもりの森へ向かったのですが、この日は偶然ぬくもりの森の創業記念ということで、来場者全員入場無料だったのです! ほんとに何も知らずに向かったので驚きましたが、ものすごくラッキーでした! そのような案内を入口のスタッフの方が丁寧にしてくださいました。とても感じのいい方で、余計に気分が上がりました! と、同時に雨の日の平日にも関わらず駐車場がほぼ満車だった理由もわかりました。県外ナンバーの車もかなり駐車してあったことも納得です。

ちなみに通常入場料は500円来場当日が誕生日の方は入場無料、毎月第3水曜日は静岡県民限定で入場無料といったサービスも行っています。私は静岡県民ですが、この日が誕生日でも、水曜日でもなかったため、500円払うつもりで向かったのでちょっと得した気分になりました! ぬくもりの森に行ってみたいけど極力出費を抑えたい!という方は、そういったお得に入場できる日を狙って行ってみるのもひとつの手かもしれませんね!

インフォメーションの建物の隣には、もりのあんないじょと書かれた小さな小屋があります。こちらではぬくもりの森の全体マップや各店舗のおすすめ情報などを知ることができるので、散策前に覗いてみてくださいね!

ぬくもりの森 東側エリア

上でも何度かご紹介している通り、ぬくもりの森は住宅街の一角に造られた小さな村のような場所であり、中心には公道が通っています。こちらの記事ではぬくもりの森を中心の公道を挟んだ東西のエリアに分けてご紹介します。

ぬくもりの森にある建物はそれぞれが飲食店や雑貨屋さんなどのお店になっていますが、ぬくもりの森という場所がどんなところなのかをお伝えしたいので、今回はそれぞれのお店についての詳しい紹介は省かせていただきます。

インフォメーションのすぐ隣には、ジェラテリア ピッコロ ピッキオというジェラート屋さんがあります。ジェラート屋さんではありますが、コーヒーや軽食も販売しています。

インフォメーションの建物からそうですが、ぬくもりの森にある建物は本当に素敵なんです! ぬくもりの森を表現する言葉をネット上で探してみると、「おとぎの国」「中世ヨーロッパ」「ジブリの世界観」なんて言葉が候補に挙がりますが、まさにその通り! どれが一番しっくりくるかわからないくらい表現が難しいですが、とにかく素敵なところなんです!

ジェラート屋さんの隣にはこんな建物があります。こちらの建物は2階建てになっており、1階はまめなりという雑貨屋さん、2階はセゾンラズールというポーランド食器のお店になっています。

こちらの写真の風景、どこかで見たことがあるような気がしませんか? 具体的には出てこないのですが、絵本なのか……アニメなのか……それとも世界のどこかにある風景に似ているのか……。という風景がぬくもりの森には散りばめられています。

更に奥に進んで行くと、ぬくもりの森内でもひと際大きな建物が姿を現します。こちらはレストラン ドゥスールというフレンチレストラン、そしてぬくもりガレリアという建築ギャラリー兼カフェが入った建物です。

実はこちらのぬくもりガレリア、ぬくもりの森の創業者である佐々木茂良氏が実際に住んでいた自宅を公開しているギャラリー兼カフェなんです。普段はぬくもりの森の入場料とは別でぬくもりガレリアの入場料300円が必要なのですが、この日は創業記念ということでぬくもりガレリアも入場無料! ということで、もちろん中を見学させていただいたのですが、他のお客さんもたくさんいらっしゃったのでカメラを向けることができず撮影は断念。ですが館内ではバンドの生演奏が行われていたり、カフェの方もカップルや友人同士で思い思いのぬくもりタイムを過ごしている姿が見られました。とても素敵なギャラリー兼カフェでしたので、ぬくもりの森を訪れた際は是非ぬくもりガレリアにも足を運んでみてくださいね!

ぬくもりガレリアの建物の下はアーチ状になっており、中庭に抜けることができます。こちらの温かみのあるライトも素敵ですよね! ぬくもりの森はどこを見ても本当に絵になります! この場所の雰囲気も相まって、デートスポットとしては間違いない場所でしょう! 意中の女性がいる男性諸君! 浜松でデートコースをお探しなら、ぬくもりの森は外せませんよ⁉

中庭には森のチーズケーキやさんというチーズケーキ屋さん兼カフェがあり、店内や晴れた日はこちらの中庭に設置されたベンチやテーブルでカフェタイムを楽しむことができます。こちらの中庭もとても素敵な空間です。

中庭の奥の方にも建物があり、1階はアロマの精というアロマ屋さん、2階はピネータというハンドメイド雑貨のお店があります。どちらも素敵なお店なのですが、アーチをくぐった先にある中庭の更に奥に位置するお店なので、見逃さないよう注意が必要です。

ざっとではありますが、これでぬくもりの森東側エリアのご紹介は終了です。それぞれのお店が素敵な空間であることは間違いありませんが、ぬくもりの森全体がちょっと不思議ですごく素敵なひとつの村のような場所であることが伝わっていると嬉しいです! それでは西側のエリアもご紹介していきますね!

ぬくもりの森 西側エリア

ぬくもりの森東側エリアがいくつかの大きな建物で形成されているのに対し、西側エリアは比較的小さめな建物数件で形成されています。ぬくもりの森全体の景観を楽しむなら、西側エリアがおすすめかなーと私個人としては思いました。

まずは西側エリアにあるお店からご紹介していきますね! こちらはライトシャインというオリジナルレザーグッズを販売しているお店です。これらの眺めもまるで絵本の中の1ページのよう!

こちらはふくもりというふくろうやチンチラなどと触れ合うことができるお店です。ぬくもりの森にはこういった動物との触れ合いを楽しめる癒し空間もあります。レストランやカフェ、芸術にも触れられて、動物にも触れられる……。私、ここ住めます。

ふくもりのすぐ近くには、ブルーコテージというトルコ雑貨のお店もあります。こちらのお店は建物の中に入ってお買い物を楽しむというよりは、屋台のような形で商品を販売しているため気軽に立ち寄れる一方、屋根のある部分が少ないため雨の日のお買い物には少々不向きかもしれませんね。私もこちらのお店で商品を見せてもらいましたが、濡れないようにお買い物するのはなかなか大変でした。ですが商品自体はどれも素敵なものばかりでしたので、天候に負けずにお買い物を楽しんでください!

西側エリア最後にご紹介するお店は、ラ・カシェットというガーデン雑貨のお店です。ガーデン雑貨ということで外にはかわいらしい植木鉢やじょうろなどが飾られています。また、建物の側面には小さな水車も設置されており、ぬくもりの森を象徴するような建物だと感じました。ぬくもりの森全体に言えることなのですが、本当にどこを見ても創業者のこだわりを感じることができます。

西側エリアにあるお店はここまでにご紹介してきた4件のみなのですが、お店のような大きな建物以外にも写真映えスポットがいくつかあります。ぬくもりの森”らしい”素敵な写真が撮れる場所ですので、是非チェックしてみてくださいね!

まずはこれらの建物。かわいらしいきのこ型の建物なのですが、1枚目はきのこのおうちという小さな休憩スペース、2枚目はきのこのトイレなんです! ぬくもりの森ではちょっとした休憩スペースやトイレまでこんなかわいらしい建物でできています! 訪れただけで思わず笑顔になってしまう場所、それがぬくもりの森なんです。

きのこのおうち、きのこのトイレの近くにはガゼボと呼ばれる西洋風の東屋もあります。こちらのガゼボはぬくもりの森西側エリアの坂の上に設置されているので、ぬくもりの森の風景を眺めながら休憩できる場所です。

そしてぬくもりの森のフォトスポットとして外せないのが、こちらのバス停ではないでしょうか? 少し違うかもしれませんが、こんな感じのシーンがとあるジブリ作品にもあったような? ちょうどこの日は雨でしたし、私が子供だったらあの大きな毛むくじゃらが見えていたのかもしれません。

ちなみに私が敢えて雨の日を選んでこの場所を訪れた理由なのですが、これまでの写真から伝わっているかはさておき、ぬくもりの森は雨の日の風景が素敵な場所としても有名な観光スポットなんです! 実際私は雨の日に訪れて正解だったと思いました。「絵本の中の世界」「おとぎの国」なんて呼ばれている場所に雨がプラスされたら、より幻想的な風景が完成するに決まってますよね? 雨の日ってちょっと憂鬱な気分になったり外出するのが億劫になりがちですが、雨の日だからこそいつもとは違った表情を見せてくれる場所もあったりしますので、そういった場所をいくつかチェックしておくとお出かけ時間をより楽しめたりしますよ?

雨関連のお話しの流れで……。こちらはぬくもりの森敷地内に設置された全体マップなのですが、マップ右下にご注目! 大きなカタツムリがいたんです! なんか久々にカタツムリを見た気がしました。こんなところにカタツムリが張り付いているのも、ぬくもりの森ならではなのかなーと。カタツムリが雨の日ならではの魅力というわけではありませんが、こういった発見があるのも雨の日にお出かけしたからこそ! ぬくもりの森に行ったことがあるという方もそうでない方も、是非雨の日のぬくもりの森を楽しんでみてくださいね!

ぬくもりの森を訪れてみて…

実はかなり前から気になっていた場所だったんです。ですがなかなか訪れる機会がなく……。今回やっと行くことができた感動もあってか、本当にテンションが上がりました! 私は思い出としてもブログ用としても写真を撮ることが多いのですが、ぬくもりの森はどの方向にカメラを向けても絵になりすぎて逆に困りました。こちらの記事でご紹介した写真はほんの一部ですので、実際はもっと素敵な風景がそこら中に散らばっています! 写真だけではお伝えしきれない魅力もたくさんありますので、是非実際にこの場所を訪れて、ご自分の目でぬくもりの森の幻想的で素敵な風景を目に焼き付けていただきたいですね!

この場所を訪れる前は「カップルのデートスポット」「若い女性たち向けの写真映えスポット」という勝手なイメージを持っていたのですが、私が訪れた時は家族連れの方やご年配の方もたくさんいらっしゃいました。また、ネット上では一部この場所について良くない印象を持たれているような書き込みを目にしたのですが、まあ感じ方の違いなんだろうなと思いました。「ただ見て回るだけの場所」「数分で見終わる」といったマイナスな意見も、私としてはそれの何が悪いのかわかりませんし、その中で楽しみを見つけられないのはやはり個人差なんだろうと思います。

もちろん私にも好みはありますので、これまで訪れた場所の中には心の底から楽しめた場所とそうでない場所はあります。それでもそれぞれの場所にそれぞれの魅力があるのは確かなので、自分が楽しめなかったからといってその場所に良くないイメージを抱かせてしまうような発言は控えています。これまでの経験上、あまり評判が良くないような場所でも私は十分楽しめたりもしましたので、みなさんもあまり他人の意見に左右されぬよう、興味がある場所はとにかく行ってみましょう! 楽しいかそうでないかはあなたが実際に感じなければわかりませんよ?

少し話が逸れてしまいましたが、ぬくもりの森は年齢性別問わず楽しめる、ちょっと不思議で幻想的な絵本の中にいるような気分になれる場所です。晴れの日はもちろん、雨の日でも楽しめる素敵な場所ですので、浜松観光の目的地として是非候補に入れてみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

ぬくもりの森へのアクセス

公式サイト

ぬくもりの森

所在地

〒431-1115 静岡県浜松市西区和地町2949  地図はこちら

公共交通機関で向かわれる方は、JR浜松駅より遠鉄バス舘山寺温泉方面行きに乗車、すじかい橋バス停で下車してください。バス停から徒歩5分ほどでぬくもりの森に到着します。

入場料

中学生以上 500円

※誕生日の方は無料

駐車場

〒431-1115 静岡県浜松市西区和地町4765-1  地図はこちら

駐車料金無料

普通車 113台収容可能

営業時間

平日11:00~16:00(最終入場15:30)
土日祝日10:00~17:00(最終入場16:30)

定休日 木曜日

その他ご不明な点、詳しい情報はぬくもりの森公式サイトでご確認ください。

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