【航空自衛隊浜松広報館】いざ「エアパーク」へ! 航空機と大空にロマンを求めて!【浜松市】

入場料1,000円以下

静岡県浜松市中央区にある航空自衛隊唯一のテーマパーク、航空自衛隊浜松広報館、通称「エアパーク」。航空自衛隊の日々の活動や使用している航空機について学ぶことができる施設です。航空機ファンや自衛隊ファンはもちろん、そうでない方も楽しく学ぶことができる設備がいっぱい! 航空機を間近で見たり、コックピットに座れることなんてなかなかないですよね? そんな非日常を体験できる施設、それがエアパークなんです!

エアパークってどんなところ?

航空自衛隊浜松基地に隣接する、航空自衛隊の広報施設です。愛称は「エアパーク」。1994年4月に航空自衛隊をより多くの人に理解してもらうべく造られた施設で、戦闘機や練習機、ヘリコプターなどの展示をはじめ、航空自衛隊のパイロットが使用しているフライトスーツやヘルメットといった装備品などの展示も行われています。また、フライトシミュレーターや全天周シアターなども設置されており、実際に戦闘機を操縦するパイロットの目線映像や大迫力の飛行シーンを楽しむことができる施設です。

航空自衛隊という言葉を聞いたことがあっても、実際にどのような活動をしているかまでは知らない方のほうが多いのではないでしょうか? 航空機ファンはもちろん、そうでない方も航空自衛隊が日々どのような形で日本の空を守っているのかを知ることができる施設ですので、浜松を訪れた際は是非足を運んでみてくださいね!

エアパークの内部をご紹介!

それではエアパークがどんな施設なのか見ていきましょう! エアパークは展示資料館全天周シアター展示格納庫の3つのエリアから成り立っている大きな施設です。更に展示資料館は3階建てになっており、フロアごとに様々な展示を行っています。すべての展示をしっかり見て回りたいという方は、時間に余裕をもってお出かけされることをおすすめします。

駐車場から建物内へ

エアパークの駐車場はこんな感じです。エアパークの建物のすぐ目の前が駐車場になっています。一般車両146台収容可能な広々とした駐車場ですね。この日は雨が降っていたため車で訪れた方が多かったようで、平日にも関わらず駐車場はかなり埋まっていました。

駐車場から見て一番手前側に見えるのが全天周シアター、その後ろにあるのが展示資料館です。こちらの写真にはほぼ写っていませんが、隣にある大きな建物は展示格納庫です。車でエアパークへ向かわれる方は、この特徴的な建物を目指して進みましょう。

展示資料館側の入口はこのようになっています。展示格納庫側にも入口がありますが、この日は展示資料館側から回りましたので、その順番でご紹介しますね。

建物に入る前から航空機の展示を見ることができます。航空機好きにはたまらないでしょうね! 私は特に航空機ファンというわけではありませんが、間近で戦闘機を見る機会はめったにないのでかなり興奮しました! が、中はまだまだこんなもんじゃありません! 建物内を見ていきましょう!

展示資料館1F

中に入るとこのように受付があります。エアパークは入館料無料の施設なのでチケット購入の必要はありませんが、入館前に受付で全天周シアター利用の有無を問われます。利用する場合は受付で入場整理券を受け取り、入場時刻に合わせて入場口へ行くことで全天周シアターでの航空機映像を楽しむことができます。もちろん私は整理券を頂き入場時刻を待ちました! 入場時刻まで時間がある場合は、他の展示を見ながら時間が来るのを待ちましょう!

受付の目の前には「ミュージアムショップ ツバサ」というお土産屋さんがあります。航空自衛隊に関するグッズやお土産を販売しているお店なので、エアパークを訪れた記念に覗いてみてはいかがでしょうか? ”らしい”お土産からちょっと意外な商品まで、いろいろなものが置いてあっておもしろいですよ!

それでは展示資料館へ入っていきましょう! 展示資料館1Fは、航空自衛隊の各部隊の任務や役割、航空自衛官の職務、航空機のメカニズムなどを展示紹介しています。

こちらの写真のように、実際に使用されていた支援戦闘機や現役戦闘機の一部パネルを外して展示してあるため、各航空機のメカニズムを見て学ぶことができます。「航空機には男のロマンが詰まっている」なんて言いますからね。男性なら大人から子供まで楽しめると思いますよ! なんて思っていたら、意外と女性のお客さんも多くて驚きました! ロマンに性別なんて関係ありませんね!

展示資料館2F

展示資料館の2Fは、航空機の模型やパイロットの携行品などを展示しているフロアです。このフロアから全天周シアターへ入場することができ、展示格納庫への連絡通路も設けられています。

航空機の模型を見ていると子供の頃を思い出しますね。おもちゃ屋さんに行くと必ずありました。ミサイルの模型はさすがになかったかな? 昔はパイロットに憧れた時期もありましたね。航空自衛隊について学べる施設なのに、なんか懐かしい気分になってしまいましたね。

展示資料館3F

展示資料館3Fは、コミュニケーションフロアとなっています。イートインコーナーやキッズコーナー、ブルーインパルスからの映像を見ながら飛行を体験できるシミュレーターなどが設置されたフロアです。

こちらはイートインコーナーの写真です。展示資料館3Fには、「スカイラウンジ Fuji」という喫茶店が入っており、お食事や飲み物をいただくことができます。また、窓の外には滑走路が見えるため航空機の離着陸を眺めながら休憩することもできる、エアパーク一番の絶景スポットでもあります。

こちらはキッズコーナーです。小さなお子様が靴を脱いで自由に遊ぶことができるスペースですね。この日はこちらを利用している方はいませんでしたが、小さなお子様連れのファミリーも数組いましたので、こういったスペースがあるのは助かりますね。

こちらは簡易シミュレーターの設置されたコーナーです。ブルーインパルスの映像を見ながら飛行を体験することができます。ご覧の通り4台あるシミュレーターすべてが埋まっていました。かなり人気のコーナーですので、混雑時は順番を待って利用しましょう。

そして私がこのフロアで一番興味をそそられたのが、こちらの「B-747 旧政府専用機貴賓室展示」です。こんなものまで展示されていることに驚きました。旧政府専用機ですので、用途廃止になるまでは公開されていなかったようですが、政府専用機の内部を見られる機会なんてめったにないのでちょっと感動しました。総理大臣等が政府専用機での移動中に記者会見を行う際に使用した「記者会見席」も展示されています。

全天周シアター

全天周シアターでは、航空機の飛行映像や航空自衛隊員たちの日々の活動などを迫力の大スクリーンで楽しむことができます! 当然、上映中のビデオ撮影、写真撮影は禁止されていますので、写真でご紹介することはできませんが、航空自衛隊がいかにして日本の空を守っているか、その技術力やどのような訓練をし、どのような思いで空を翔けているのかを知ることができます。ブルーインパルスのダイナミックな展示飛行シーン映像もありますので、少しでも興味がある方は全天周シアターへも足を運んでみてくださいね! ※全天周シアターへは入場整理券が必要です。

展示格納庫

ここまでにご紹介してきた展示資料館、全天周シアターの隣の建物は展示格納庫となっています。歴代にわたって使用した航空機を中心に、実物を展示している場所です。何機もの航空機がひとつの建物内に展示されている光景は圧巻! 一部機体には着座可能で、パイロット気分を味わうこともできます。また、VRコーナーなども設けられており、パイロット目線での飛行を疑似体験することも! 航空機に興味がある方は絶対に訪れるべき場所です!

展示格納庫の全景はこんな感じです。画角に収まっていなくて申し訳ありません。そのくらい広い建物だということが伝われば幸いです。この大きな体育館のような場所に所狭しと航空機が展示されています。

下りるとこんな感じです。この距離で見る航空機は迫力がありますね! 航空機と一口に言っても、戦闘機や支援機、救難捜索機、練習機なんかもあるようです。みなさんはどれがどれだかわかりますか?

そして中には、機体の中が見学できるものや着座体験ができるもの、航空機のエンジンなどの展示もあります。私も実際に戦闘機の着座体験をさせていただきましたが、ちょっとパイロットになった気分を味わえるのでおすすめです! この日はそこまでお客さんが多かったわけではないのですが、やはり航空機の着座体験は人気のようで、どの機体にも列ができていました。航空機のコックピットに座れる機会なんてめったにないですもんね。なかなか貴重な体験だと思いますので、エアパークを訪れた際はパイロット気分を味わって帰りましょう!

更に展示格納庫には、フライトスーツやヘルメットの貸し出しを行っている「FACTORY」や、パイロット目線での飛行を疑似体験できるVRコーナーなども設けられています。私もVRでの飛行疑似体験をさせてもらいましたが、若干酔いました。VR酔い、乗り物酔いをしやすい方は少しづつ休憩を入れるなど工夫しながら、パイロット目線での飛行映像をお楽しみください。

屋外展示

展示資料館の西側には屋外展示があります。数は多くありませんが、せっかくこの場所を訪れたのですから忘れずに見てから帰りましょう。

そして屋外展示の後ろにはポツンと遊具が……。晴れた日はこちらで小さなお子様を遊ばせることもできますね。近くにベンチも設置されていますので、こちらでゆっくり過ごすこともできそうです。

エアパークを訪れてみて…

想像以上に楽しめる施設でした! 私は航空機ファンでもありませんし、航空自衛隊の活動にすごく興味があるわけでもありませんが、エアパークを訪れてそれらの見方が少し変わったような気がします。航空自衛隊の活動を映像や資料で紹介していたり、今も実際に使用されている航空機を間近で見ることができ、自分の住んでいる国の空がどのように守られているかを知る良い機会になりました。それに、子供の頃憧れた航空機のパイロットやかっこいい戦闘機の模型の思い出がよみがえり、なんだか懐かしい気持ちになりましたね。

写真をご覧いただければわかるようにこの日は雨でしたが、基本的には室内での展示がほとんどなので、天候を気にせず楽しめる施設というのもポイントが高いと思います。更に、これだけのボリュームがありながら入館無料! 全天周シアターやVRコーナーなどの館内施設も無料で利用できますので、浜松周辺で行き先に困ったら、とりあえずエアパークに行っておけば間違いありません!

空にはロマンが詰まっています! それを再確認できる場であり、大人から子供まで楽しめる施設でもありますので、是非一度エアパークまで足を運んでみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

エアパークへのアクセス

公式サイト

航空自衛隊浜松広報館 エアパーク

所在地

〒432-8551 静岡県浜松市中央区西山町無番地  地図はこちら

公共交通機関で向かわれる方は、JR浜松駅より遠鉄バス姫街道車庫行きへ乗車、泉四丁目バス停で下車後、徒歩約10分でエアパークに到着します。

駐車場

無料

収容台数 一般車両146台、バス17台

入館料

無料

開館時間

9:00~16:00

休館日

・毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)

・毎月最終火曜日

・3月第2週の火曜日~木曜日

・年末年始

※天候や設備点検などにより臨時休館の場合があるため、お出かけ前に公式サイトにてご確認ください。

その他ご不明な点、詳しい情報は航空自衛隊浜松広報館 エアパークにてご確認ください。

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