【峰温泉大噴湯公園】天を突き刺す大噴湯! 温泉フル活用公園の魅力に迫る!【賀茂郡河津町】

入場料1,000円以下

静岡県賀茂郡河津町にある温泉をフル活用した観光スポット、峰温泉大噴湯公園(みねおんせんだいふんとうこうえん)。温泉櫓からの噴き上げや足湯、温泉たまご作りを楽しむことができる、自然に囲まれたきれいな公園です。「東洋一の大噴湯」と呼ばれる峰温泉の大噴湯は、90年間衰え知らず! その天を突き刺す大迫力の噴き上げは、まさに一見の価値あり! ゆっくり浸かるだけが温泉じゃありませんよ?

峰温泉大噴湯公園てどんなところ?

峰温泉大噴湯公園は、賀茂郡河津町にある温泉街の小さな公園です。大正15年11月22日正午、火山噴火の如く、一大爆音と共に地上50mの上空を突き刺し誕生したのが「峰温泉の大噴湯」。現在では周りへの影響などを考慮し、噴き上げ量や時間を絞っていますが、毎分600リットル100℃の温泉が高さ30mまで噴き上がる自噴水を見ることができます。この噴湯の勢いは当時から衰えることなく、90年以上もの間噴き上げ続けており「東洋一の大噴湯」と呼ばれているようです。

峰温泉大噴湯公園には「フントー君」というゆるキャラが使用されていたり、足湯や大噴湯たまご作りが楽しめるなど、地元民や観光客に愛される公園となっています。また、上でもご紹介した通り、現在は大噴湯の噴き上げ時間を絞っているため、1回およそ1分の噴き上げを1日7回行っていますので、大迫力の噴き上げを見たいという方は、噴き上げ時間に合わせてお出かけください。

峰温泉大噴湯公園を散策してみよう!

峰温泉大噴湯公園は、河津桜まつりで有名な河津川から少し西側に進んだ県道14号線下佐ケ野谷津線沿いにあります。私のドライブ旅ではよくあることなのですが、こちらの道は過去に何度も通ったことがあり、峰温泉大噴湯公園の前も何度も行き来したことがあったはずなのに、この場所に公園があることを知りませんでした。知らなければ気付かないほど目立たない場所でもないのに……。ということで、散策スタートです!

峰温泉大噴湯公園の駐車場はこんな感じです。収容台数は13台、うち3台は障がい者専用の駐車スペースとなっています。私が訪れたのは平日でしたが、写真の通り結構埋まっていました。県外ナンバーの車や海外からの観光客も多く、私が知らなかっただけで結構有名な観光スポットのようですね。

駐車場からすぐのところに公園入口があります。私が想像していたよりも遥かにきれいで、整備された公園という印象を受けました。入口の手前には公園の案内図があり、噴き上げ時間を確認することもできます。

それでは公園内を散策してみましょう!

入ってすぐのところには売店やトイレがあります。売店では地元で穫れた野菜やお土産などが販売されています。

入って右側には足湯が設けられています。この日も何人もの方が足湯を楽しんでいましたよ。特に海外からのお客さんに人気があるようですね。

公園内を見渡すとこんな感じです。奥の方で立ち込めている湯気が気になりますよね? 後ほどご紹介しますが、あちらが峰温泉大噴湯公園一番の見どころである温泉櫓からの湯気です。まさに温泉街!といった光景ですよね! 更に公園内には河津桜が植えられていますので、開花シーズンに訪れれば大噴湯と河津桜を同時に楽しむことができます。おそらくかなり混雑すると思いますので、開花シーズンに訪れる場合は覚悟してお出かけください。

上の写真でも小さく写っていたと思いますが、こちらは峰温泉大噴湯公園のゆるキャラである「フントー君」です。可愛らしいキャラクターですが、公園にマスコットキャラクターが設定されているのってなかなか珍しいですよね? 「噴湯」をイメージしたキャラクターであり、「奮闘」する皆さんの味方でもあるそう。「フントー君」にも是非ゆるキャラ界隈で奮闘してほしいですね!

そしてフントー君の左後方にベンチがあるのがおわかりいただけますでしょうか? 一見どこにでもあるベンチのように見えますが、あちらは「あったかベンチ」というもので、ベンチの中に温泉が流れており、ベンチそのものがぽかぽかと温かくなっているようです。実はかなりの人気スポットのようで、この日も常に誰かしらが座っていました。冬場に峰温泉大噴湯公園を訪れて、「あったかベンチ」が空いていたらラッキーかもしれませんね!

温泉櫓からの大噴湯は一見の価値あり!

峰温泉大噴湯公園の一番の見どころといえば、やはりこちらの温泉櫓でしょう! 毎分600リットル100℃の温泉が高さ30mまで噴き上がるという「峰温泉の大噴湯」を制御しているのがこちらの温泉櫓。つまり制御しなければ大量の温泉が常に噴き上げ続けるというわけです。

時期や時間帯、風向きなどによると思いますが、こんな風に温泉の湯気で櫓が見えなくなることも。それだけこの下では大量の温泉が湧き出続けているということがわかりますね。ほんと、自然のパワーってスゴイ!

温泉櫓の横には、峰温泉や櫓がどのように管理されているのかという説明や、管理に欠かせない「ノミ」という道具が展示されています。

そしてこちらが峰温泉大噴湯公園名物の大噴湯です! 温泉櫓の噴湯口が開かれ、地上30mまで一気に噴き上がります! 噴き上げ時間はおよそ1分間! その間大量の温泉が噴き上がり続けるのですが、風向きによっては噴き上がった温泉が冷やされ雨のように降り注ぎますので、注意して見学してください。まさに一見の価値ありといった大迫力の光景ですが、写真では伝えきれない魅力がそこにはあります。是非、峰温泉大噴湯公園まで足をお運びいただいて、ご自身の目で大迫力の大噴湯をお楽しみください!

もうひとつの名物!「大噴湯たまご」

峰温泉大噴湯公園には、その温泉を使って作ることができる「大噴湯たまご」というもうひとつの名物があります。せっかくこの場所を訪れましたので、私も大噴湯たまご作りにチャレンジしてきました!

大噴湯たまごとなる生卵の購入や受付は、売店の隣にあるこちらのお店で行います。たまごは2個で200円。たまごを購入すると、たまごを茹でる際に使用するカゴと塩、殻を入れる袋をいただくことができます。

たまごを購入したら、温泉櫓のすぐ横に設置された大噴湯たまご作りコーナーへ。こちらの説明にもあるように、13~15分ほど茹でるのが最適のようなので、カゴにたまごを入れ温泉に沈め待ちます。

時間になったら温泉からたまごをあげ、隣に設置された大噴湯たまご専用水槽で30秒ほど冷やして完成です!

完成した大噴湯たまごがこちら! といっても、茹で上がる前と見た目は変わりませんけどね。ただ大噴湯たまご、これが本当においしい! 殻もスルッと剥けますし、固さも丁度いい! なにより温泉を使って自分で作ったというところがおいしさを倍増させていますね!

できあがった大噴湯たまごはこちらのテーブルでいただくことができるのですが、テーブルの中心にも温泉が! もちろん入るためのものではなく、売店などで購入できるおしるこや甘酒、コーンスープなどをあたためるためのものです。温泉をフル活用した公園でいただく温泉たまごは格別ですので、峰温泉大噴湯公園を訪れたら、是非みなさんも大噴湯たまご作りにチャレンジしてみてくださいね!

峰温泉大噴湯公園を訪れて…

想像していたよりもきれいに整備された公園だというのが率直な感想です。訪れるまではもっとこじんまりとした、町の児童公園的なものを想像していましたので……。河津町が町の観光地として推している場所なのも納得です!

公園内は温泉をフル活用した見どころが多数! 中でもやはり「大噴湯」と「大噴湯たまご作り」は特におすすめですね! 大噴湯に関しては1日7回と限定的なものなので、その時間に合わせてお出かけしなければなりませんが、それだけの価値は間違いなくあります! そしてその大噴湯までの待ち時間に大噴湯たまご作りや足湯を楽しむのが、峰温泉大噴湯公園でのベストな時間の使い方だと思います。

温泉好きの方もそうでない方も、是非峰温泉大噴湯公園を訪れて、体全体で大噴湯パワーを感じ取ってくださいね! 降り注ぐ温泉雨にはご注意を。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

峰温泉大噴湯公園へのアクセス

公式サイト

河津観光HP・峰温泉大噴湯公園

所在地

〒413-0511 静岡県賀茂郡河津町峰446-1

公共交通機関で向かわれる方は、伊豆急行河津駅より東海バスへ乗車、峰温泉バス停で下車してください。峰温泉バス停から徒歩1分ほどです。

駐車場

無料(河津桜まつり期間中は有料)

収容台数13台(うち3台は障がい者専用)

入園料

無料

開園時間、大噴湯噴き上げ時間、定休日

開園時間 9:00~16:00

大噴湯噴き上げ時間

9:3010:3011:30
12:3013:3014:3015:30
※1回の噴き上げ時間は約1分間

定休日 毎週火曜日・金曜日

その他ご不明な点、詳しい情報は河津町観光サイトにてご確認ください。

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