【須山浅間神社】そこは”ほっこり神社”。ハートの灯籠と癒しの空間【裾野市】

入場料1,000円以下

静岡県裾野市にあるハートの灯籠が有名な神社、須山浅間神社(すやませんげんじんじゃ)。世界文化遺産にも登録されている、自然に囲まれた由緒正しい神社です。大きな神社ではありませんが、その魅力はハートの灯籠だけではなく、境内には数々のほっこりするポイントが点在! 更に樹齢500年以上の御神木も見られる、県内屈指の癒しの神社です!

須山浅間神社ってどんな神社?

御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。古くから富士山を御神体とし、現在では富士山の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている神社です。

社伝によると、110年に日本武尊により建造され、552年に曽我稲目が再興、961年に平兼盛が修理奉幣したとされています。古い歴史を持った由緒正しい神社であることがわかりますね。ちなみに現在の拝殿は2013年に改修されたもののようです。

須山浅間神社のご利益としては御祭神である木花開耶姫命にちなんで、恋愛成就、縁結び、家内安全、安産、子授けなどの女性の美や健康、縁結びに関するご神徳のほかに、航海の安全火難除けのご利益もあるとされています。参拝することで神社の持つパワーにあやかることができるかもしれませんので、気になる方は是非須山浅間神社を訪れてみてくださいね!

須山浅間神社でお詣りしよう!

先日須山浅間神社へ行ってきましたので、その時の様子をご紹介します!

愛鷹山の麓に位置する須山浅間神社。この日はかなり寒い日だったので路面凍結を心配していたのですが、訪れたのが正午ごろだったこともあり、問題なく駐車場までたどり着くことができました。それでも周辺道路には凍結防止剤の撒かれたあとがあったので、冬場に須山浅間神社を訪れる方は注意してください。

駐車場から須山浅間神社を目指して その1

須山浅間神社には専用駐車場が2か所ありますが、どちらも敷地外に設けられています。お車で向かわれる方は、事前に駐車場の場所をある程度把握してから出発しましょう!

まずはこちらの駐車場。須山浅間神社の西側にあるきれいな駐車場です。収容台数は10台ほどで、トイレも設置されています。大きな看板もありわかりやすいのですが、須山浅間神社までは徒歩5分ほどかかります。須山浅間神社から見える位置にある駐車場ではないので、お車で向かわれる方は須山浅間神社を目指すのではなく、須山浅間神社の駐車場を目指しましょう。

須山浅間神社前の道を西へ進むと、こちらの写真に写っている小さな鳥居があります。須山浅間神社から上でご紹介した駐車場へ向かわれる方は、小さな鳥居のある交差点を右折と覚えておいてください。

駐車場から須山浅間神社へ向かう道はこのような一般道です。多くはありませんが車の往来もあり、道のすぐ横には民家が建ち並んでいます。道幅も狭いので十分に注意して須山浅間神社を目指しましょう。お車も安全運転でお願いします。

少し進むと鳥居と赤い欄干の橋が見えてきます。

こちらの橋も大きなものではなく、車が行き違えるほどの幅はありませんので、注意して通行しましょう。この橋を渡ればいよいよ須山浅間神社は目の前です!

駐車場から須山浅間神社を目指して その2

須山浅間神社のもう一つの駐車場をご紹介します。上でご紹介した駐車場が満車の時や、より近い場所に駐車したいという方におすすめの駐車場です。

こちらは須山浅間神社の東側に位置する駐車場です。道路沿いに設けられた未舗装の駐車場ですが、ちょっとわかりにくいのが難点。一応こちらの写真のような看板が設置されていますが、目立たないので注意して探してください。

目印としては駐車場の目の前にあるこちらの小屋。おそらく看板を探すよりも、こちらの小屋の方が先に視界に入ると思います。小屋の前が駐車場と覚えておいてください。

駐車場前の道を西へ進んで行けばすぐに赤い欄干の橋が見えてきます。駐車場から須山浅間神社までは徒歩約1分。とにかく近い駐車場に車をとめたいという方におすすめです!

こちら側の駐車場から須山浅間神社へ向かう途中、このようなカラーコーンが設置された場所があります。実はここからも須山浅間神社境内へ入ることができるのですが、当然車などの乗り入れは禁止。駐車場はここではないという案内が書かれていますので、こちらにも駐車しないようにしましょう。

須山浅間神社 境内へ!

それでは境内へ歩みを進めて行きましょう! と、その前に、入口の鳥居周辺からご紹介していきますね!

須山浅間神社入口の鳥居周辺はこんな感じです。普通鳥居は正面から撮るものだと思うのですが、この角度で撮っているのには理由があります。上の写真でお気付きの方もいるのではないでしょうか? そうなんです、鳥居のすぐ後ろが川になっているため鳥居との距離が取れず、正面に立つと鳥居が画角に収まらないんです。なかなか珍しい場所に鳥居があるな……と、ちょっと楽しい気分にはなりましたけどね。

橋から鳥居までの道にはこのようなお花が飾ってありました。須山浅間神社は境内でもこのような可愛らしい光景をいくつも見ることができます。参拝者へのちょっとした気遣いが素敵な神社だと感じました!

そして先ほど少しだけ話題に上がった鳥居の後ろを流れる川。この日は流れておらず凍っていました。やはり寒かったんですね。冬場に訪れる方は気をつけてくださいね。

それでは鳥居をくぐっていよいよ境内へ! もちろん鳥居をくぐる前は一礼を忘れずに!

鳥居をくぐるとすぐ右側には手水舎があります。こちらでしっかりと心身を清めてから参拝しましょう。ん? 足元に何かありますね……。

足元にあったのは素敵な花手水でした! そしてその中心には可愛らしいアヒルさん! こういった遊び心(?)が多く見られるのも須山浅間神社の魅力のひとつだと思います! いやー、なんだかほっこりしますね。

手水舎で心身を清めたら拝殿を目指しましょう! 須山浅間神社の石段はこちらの写真に写っているだけなので、ご年配の方や体力に自信のない方に優しい神社です。それにしても日差しの入り方の影響で、石段がモザイク模様のようになっていますね……。実際は普通の石段ですのでご心配なく。

石段を上りきると正面に見えるのが須山浅間神社の拝殿です。2013年に改修された拝殿なので、まだまだきれいな状態ですね。境内にはいろいろと気になるものがありますが、何よりもまずは参拝!

須山浅間神社はお賽銭箱の横におみくじが置かれているスタイルですね。隣に飾られているお花も素敵です! 参拝を済ませたら境内を見せてもらいましょう!

まずはこちらの灯籠。先ほど上ってきた石段のすぐ横に設置されているものなのですが、ぱっと見は普通の灯籠ですよね? ところがちょっと近づいてみると……

なんと火袋の部分にハート型の小窓が! 実は須山浅間神社は、ハートの灯籠が有名な神社でもあるんです! でもなんでハート?と思われた方もいるんじゃないですか? その答えはすぐ横に書いてありました。

ハート型だと思っていたこちらの小窓、実はハートではなく猪目の小窓だったんです! 猪目とは文字通りイノシシの目を意味する図柄で、古くから魔除けや福を招くといった意味合いがあるそうです。つまりこちらの灯籠は、災いを除き福を招くために設置されたもの。可愛らしくもしっかりとした意味のある、貴重な灯籠ということがわかりますね。

ただこちらに書かれている注意事項から察するに、マナーを守れない参拝客が訪れることもあるんでしょうね。可愛らしいハートの灯籠で有名な須山浅間神社ではありますが、神社は神聖な場所です。ルールやマナーを守って参拝、撮影するようにしましょう。

特別写真を撮ることに長けているわけではない私でもこのような写真が撮れました! もちろん灯籠には一切触れていません。ポイントはレンズの位置を合わせ少し拡大した後、ピントを拝殿に合わせること! ピントを拝殿に合わせないと手前の灯籠にピントが合ってしまい、拝殿がぼやけてしまいます。ちなみにこちらの写真はスマートフォンのカメラで撮影したものですので、おそらく誰でもこのくらいの写真は撮れると思います。ルールやマナーを守った上で、ハート越しの拝殿写真を撮ってみてくださいね!

そして須山浅間神社を訪れてもう一つ印象的だったのが、こちらの大きな木! スギの一種のようですが、なんと樹齢500年以上といわれています! こちらと同じ看板が入口の鳥居横にも設置されていました。須山浅間神社の歴史を500年以上にわたり見守り続けてきた御神木なんですね。何かパワーをもらえるような気がしますね!

もちろん社務所もあります。が、須山浅間神社には神職さんが常駐しているわけではないようです。ということでこの日はお休み。開社日は須山浅間神社 X(旧Twitter)でアナウンスされていますので、御用の方は事前にチェックしてからお出かけください。

その他境内には、もう一か所手水舎があったり、トイレ、絵馬掛所やおみくじ結び所、神輿庫などが設置されています。こちらの写真の手水舎は現在は使われていないようですが、代わりにアルコールのハンドジェルが置かれていました。身の清め方も”イマドキ”といった感じですね。

これで境内を一通り見終えました。神様にお礼を言って帰宅です!

須山浅間神社への参拝を終えて…

すごく素敵な時間を過ごすことができました! 特別大きな神社というわけではありませんが参拝客への気遣いがいろいろな部分で見られ、ほっこりポイントも多いのが印象的でした。お出かけの目的地として神社を選ぶことも少なくないのですが、個人的にはかなりの上位に入るくらい素敵な神社だと思います。

ハートの灯籠が有名な神社ではありますが、魅力はそれだけではありません! 大きなスギの木に囲まれた自然の中の神社というのも高ポイント! 更に大きな神社ではなく、長い石段があるわけでもないので、ご年配の方や体力に自信のない方でも手軽に参拝できるというのも嬉しいポイントではないでしょうか?

注意点としては冬場の路面凍結ですね。雪が降る地域でもありますので、事前に周辺の天気や路面状況をご確認の上お出かけください

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

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須山浅間神社へのアクセス

公式サイト

須山浅間神社

所在地

〒410-1231 静岡県裾野市須山柳沢722  地図はこちら

公共交通機関で向かわれる方は…

1JR御殿場駅富士山口バス停より富士急モビリティバス十里木行きへ乗車、須山神社バス停または津土井バス停で下車してください。
2JR裾野駅より富士急シティバス須山行きへ乗車、須山バス停で下車してください。

いずれもバス停から徒歩5~10分ほどで須山浅間神社へ到着します。バスの本数は多くないので、お出かけ前にご確認ください。

駐車場

須山浅間神社 駐車場1〒410-1231 静岡県裾野市須山488-3地図はこちら駐車場から須山浅間神社を目指して その1を参考にどうぞ
須山浅間神社 駐車場2〒410-1231 静岡県裾野市須山地図はこちら駐車場から須山浅間神社を目指して その2を参考にどうぞ

参拝料

無料

参拝可能時間・社務所開社日

24時間参拝可能

社務所は不定休です。開社日は須山浅間神社 X(旧Twitter)でアナウンスされていますのでご確認ください。

その他ご不明な点、詳しい情報は須山浅間神社公式サイトまたは須山浅間神社 X(旧Twitter)にてご確認ください。

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