【富士山信仰の原点】富士山本宮浅間大社の歩き方|由緒・見どころ・アクセス情報

入場料1,000円以下

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市、富士山の南西麓に位置する浅間神社の総本社です。富士山信仰の中核を担ってきた神社として知られ、境内では参拝や歴史ある社殿の見学、自然と調和した空間散策を楽しむことができます。

市街地に近くアクセスしやすいため、観光目的の方から参拝を目的とした方、お子様連れの来訪者まで幅広く訪れやすい点も特徴です。

この記事では、富士山本宮浅間大社の概要や由緒、境内の見どころ、参拝時に役立つポイント、アクセスや駐車場などの実用情報まで詳しく紹介します。

富士山本宮浅間大社ってどんなところ?

富士山本宮浅間大社境内案内図

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市に位置し、全国に広がる浅間神社の総本社として知られる神社です。富士山をご神体とする信仰の中心的存在であり、古くから富士山信仰と深く結びついてきました。境内は富士山の南西麓に広がり、自然と信仰が一体となった空間が形成されています。

主祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)。火山の神、安産や家庭円満の神として信仰を集めています。

富士山の噴火を鎮める祈りの場としての役割を担ってきた歴史があり、社殿や境内の配置からも、富士山との強い関係性を感じ取ることができます。長い年月を通じて、朝廷や武将からの崇敬を受けてきた由緒ある社です。

現在は参拝だけでなく、境内散策を通して歴史や文化に触れられる観光スポットとしても親しまれています。市街地に近い立地から、富士宮観光の拠点として訪れる方も多く、地域の祭礼や行事を通じて地元との結びつきも感じられます。

信仰と観光の両面から楽しめる点が、富士山本宮浅間大社ならではの魅力といえるでしょう。

富士山本宮浅間大社へのアクセスと駐車場情報

富士山本宮浅間大社第二駐車場

富士山本宮浅間大社には、参拝者向けの駐車場が2か所整備されています。いずれも普通車を中心に利用でき、第二駐車場ではバスの駐車も可能です。

参拝を目的とした短時間利用に配慮した料金設定で、普通車は30分以内無料、1時間200円、1日1,500円。バスは1時間1,000円となっています。週末や祭礼日は混雑しやすく、時間帯によっては満車になることもあるため、平日や早い時間帯の参拝がおすすめです。

公共交通機関を利用する場合は、JR身延線「富士宮駅」または「西富士宮駅」が最寄りです。いずれも駅から徒歩10~15分ほどと近く、駅前からの道のりも比較的分かりやすくなっています。市街地を通るルートのため、初めて訪れる方でも歩きやすい印象です。

境内は広く見どころも多いものの、全体的に平坦な造りが中心です。徒歩での参拝が基本となり、特別な移動手段は必要ありません。案内表示も要所に設置されているため、迷わず境内を散策できます。

富士山本宮浅間大社の見どころ

静岡県指定有形文化財の楼門

富士山本宮浅間大社の境内には、長い信仰の歴史を今に伝える建造物と、富士山の自然を体感できる場所が共存しています。徳川家康が寄進した社殿群と、富士山の伏流水が湧き出る湧玉池は、ともにこの神社を象徴する存在です。

ここでは、特に印象に残るこの2つの見どころを紹介します。

徳川家康寄進の社殿群

県指定有形文化財の拝殿と国指定重要文化財の本殿

本殿・拝殿・楼門は、江戸時代初期に徳川家康によって寄進された社殿群です。本殿は浅間造と呼ばれる独特の建築様式を採用し、富士山信仰の中心的な祈りの場として整えられてきました。

本殿は国の重要文化財、拝殿・楼門は静岡県の有形文化財に指定されており、歴史的価値の高さがうかがえます。

社殿はいずれも存在感があり、富士山信仰の原点としてこの地を守り続けてきた歴史を感じました。楼門をくぐり、本殿へ向かう流れそのものが、参拝のひとつの体験として心に残ります。

富士山の伏流水が湧く「湧玉池」

特別天然記念物の湧玉池

湧玉池は、富士山に降った雨や雪が長い時間をかけて濾過され、伏流水として湧き出す池です。国の特別天然記念物に指定されており、富士山本宮浅間大社の信仰とも深く結びついてきました。

澄み切った水が絶えず湧き続ける様子は、自然の力を身近に感じられる光景です。

湧玉池は平成の名水百選の一つにも選ばれており、周辺には水汲み場も設けられています。非常に透明度の高い池で、参拝の合間に立ち寄りたいおすすめスポットです。

富士山本宮浅間大社にはこんな楽しみ方も

流鏑馬の像

境内にある桜の馬場は、春になると桜並木が連なり、参拝とあわせて季節の移ろいを感じられる場所です。この桜の馬場では、源頼朝が奉納したことに始まると伝わる流鏑馬祭が行われ、現在も神事として受け継がれています。

境内入口に立つ大鳥居周辺からは、条件が整えば鳥居越しに富士山を望むことができ、写真撮影スポットとしても知られています。私が訪れた時も、鳥居と富士山が一直線に重なる場所を探しながら、カメラを構える参拝客の姿が多く見られました。

さらに、富士山本宮浅間大社の境内全体は、富士山頂の奥宮とあわせて世界文化遺産「富士山」の構成資産の一部に含まれており、信仰・自然・景観が一体となった広大な神域を体感できる点も大きな魅力です。

富士山本宮浅間大社周辺の立ち寄りスポット

富士山本宮浅間大社を参拝したあとは、その周辺にも足を延ばしてみてください。信仰や歴史への理解を深められる施設や、立ち寄りやすい飲食スポットが点在しています。

参拝とあわせて巡ることで、富士宮での滞在がより充実したものになります。

お宮横丁

お宮横丁

富士山本宮浅間大社のすぐ近くに位置する飲食・土産物エリアで、富士宮やきそばをはじめとした地元グルメが楽しめます。参拝後の食事や休憩に利用しやすく、観光客で賑わう場所として親しまれています。

短時間でも立ち寄りやすいおすすめ立ち寄りスポットです。

静岡県富士山世界遺産センター

静岡県富士山世界遺産センター

富士山の自然環境や信仰、文化的価値を体系的に学べる展示施設です。富士山本宮浅間大社と深い関わりを持つ富士山信仰についても理解を深めやすく、参拝前後のどちらに訪れても楽しめます。

浅間大社から徒歩5分ほどの場所にあり、気軽に立ち寄れる点も魅力です。

山宮浅間神社

富士山本宮浅間大社の原初の祭祀地とされる神社で、現在の社殿が整う以前の信仰の姿を伝える場所です。社殿を持たない独特の構成から、古代の富士山信仰を感じ取ることができます。

富士山本宮浅間大社とあわせて訪れることで、信仰の変遷をより深く理解できるでしょう。浅間大社から車で約15分ほどの距離にあります。

▼山宮浅間神社の詳しい情報については、別記事でご紹介していますのであわせてご覧ください。

富士山本宮浅間大社はこんな方におすすめ!

東鳥居と富士山

富士山本宮浅間大社の魅力はさまざまですが、特にこんな方にぴったりです。訪れる際の参考にしてください。

  • 富士山信仰の歴史背景に興味がある方
  • 駿河国一之宮と位置づけられた古社に興味がある方
  • 国・県指定の文化財である社殿群を見学したい方
  • 清らかな水景や富士山を望む境内を撮影したい方
  • 参拝と散策の両方を楽しみたい方

富士山本宮浅間大社を訪れる際の注意点

湧玉池に架かる神路橋

快適に富士山本宮浅間大社を楽しむために、事前に知っておくと安心な注意点をまとめました。訪れる前にチェックしておきましょう。

  • 参拝ルール・マナーを守って
  • 特別天然記念物の湧玉池は触水・入池厳禁
  • 週末・観光シーズン・祭礼時は混雑に注意
  • 開門時間は季節変動あり
  • 富士山の撮影は天候状況に注意

富士山本宮浅間大社の基本情報・アクセスまとめ

富士山本宮浅間大社を訪れる際に役立つ基本情報とアクセス方法をまとめました。お出かけ前にぜひチェックしてください。

公式サイト

富士山本宮浅間大社

所在地・公共アクセス

静岡県富士宮市宮町1-1

公共交通機関でのアクセス方法

  • JR身延線「富士宮駅」から徒歩約10~15分
  • JR身延線「西富士宮駅」から徒歩約10分

駐車場情報

駐車場あり:普通車約150台

普通車30分以内:無料
1時間:200円
1日:1,500円
バス1時間:1,000円
夜間宿泊のみ:2,000円

拝観料

無料

開門時間

11月~2月6:00~17:00
3月・10月5:30~17:30
4月~9月5:00~20:00

その他ご不明な点、詳しい情報は富士山本宮浅間大社公式サイトにてご確認ください。
また、こちらのブログ内でご紹介させていただいた内容は記事作成時点での情報です。必ず最新情報をお確かめの上お出かけください。

おわりに

富士山本宮浅間大社は、富士山信仰の原点とされる由緒や、徳川家康寄進の社殿群、湧玉池に代表される清らかな自然が魅力の、富士宮市を代表する観光スポットです。

境内は自由に参拝・散策でき、歴史と自然を同時に感じられる点も大きな魅力で、歴史や文化に触れたい方にもぴったりですよ。ぜひ次の旅行の目的地候補に入れてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ計画のお役に立てれば幸いです。

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