静岡県賀茂郡東伊豆町稲取はつるし雛が有名な港町。そして温泉街でもあります。そんな稲取にある、つるし飾りで有名な稲取文化公園 雛の館(いなとりぶんかこうえん ひなのやかた)。毎年冬から春にかけて開催される「雛のつるし飾りまつり」は、多くの観光客が訪れる一大イベントです。今回は念願だった「雛のつるし飾りまつり」に参加してきましたので、その時の様子をご紹介します!
稲取文化公園 雛の館ってどんなところ?
伊豆・稲取といえば、日本三大つるし飾りのひとつ「雛のつるし飾り」が有名な港町です。そんな東伊豆町稲取にある文化公園 雛の館では、毎年1月下旬頃から3月下旬頃にかけての期間限定で「雛のつるし飾りまつり」を開催。稲取はこの「雛のつるし飾りまつり」発祥の地でもあります。
「雛のつるし飾りまつり」の会場である稲取文化公園には、雛の館以外にも芝生広場や足湯なども設けられており、地元民や観光客憩いの公園となっています。
2024年1月20日~3月31日の期間限定で開催中の「第27回 雛のつるし飾りまつり」に合わせて、稲取文化公園を訪れましたので、その時の様子をご紹介します!
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稲取文化公園 雛の館で「雛のつるし飾りまつり」が開催中!
先日、稲取文化公園 雛の館で「第27回 雛のつるし飾りまつり」に参加してきました! 実は少し前から気になっていたのですが、なかなか機会に恵まれず……。今年やっと時間が作れましたので、待望のイベントに初参加です! 稲取の「雛のつるし飾りまつり」、一見の価値ありですよ!
駐車場から会場まではおよそ100m
今回も車で訪れましたので、駐車場からスタートです!
稲取文化公園にはもともと駐車場が設けられていますが、「雛のつるし飾りまつり」期間中は公園内駐車禁止となっています。稲取文化公園入口にも案内がありますので、お車で向かわれる方は注意しましょう。
イベント期間中は会場からおよそ100m離れた場所に臨時の駐車場が設けられています。稲取文化公園からまっすぐ進んだ先にある駐車場なので、迷うことはないでしょう。海沿いの大きな駐車場で、かなりの収容台数がありそうです。こちらの写真を見てもわかるように、まだまだ余裕がありました。……のわりには、会場にはかなりのお客さんがいましたね。みなさん車では来てないのかな?
ちなみに駐車料金は90分以内500円。90分以降の値段は明記されていませんでした。
「雛のつるし飾りまつり」会場内は別世界!
それでは早速「雛のつるし飾りまつり」の会場である、雛の館内に入っていきましょう! 入館料は1人500円です。
雛の館に入ってまず目に飛び込んでくるのがこの光景です! 最初からすごいんです! 大きな雛段に大量のつるし雛! まさに圧巻! 入ってすぐにこの雛段があるおかげで、入口から大行列! カメラのシャッター音が鳴りやみません!
入口の行列を抜けて隣にあった特大のつるし雛を撮影! 感動で言葉を失います! 夢中になってシャッターを切ってしまいましたが、みなさん写真を撮りたい気持ちは同じなので、譲り合いの精神を忘れずに。
入って右側の部屋では、五月人形やこいのぼりとつるし雛のコラボレーションを見ることができます。大きな兜なんかも展示されていますよ!
女の子のお祝い=ひな祭り、男の子のお祝い=こどもの日というイメージが強いかと思いますが、現在ではそういった枠組みが見直され、どちらも子供の成長を祝う日という認識になりつつあるようですね。こちらの部屋はまさにそんな世の中の風潮を体現しているように感じました。
更に進んでいくとこのような展示スペースもあります。やはりつるし雛をメインで展示してありますね。それにしてもつるし雛と一言で言っても、いろいろな種類のものがあるんですね! 私のこれまでの人生の中で、これだけのつるし雛に囲まれた経験はありませんでしたので、会場内にいる間興奮しっぱなしでした! なかなか言葉や写真だけではお伝えしきれないのが残念です。
一番奥にはこれまでで最も広い展示スペースが設けられています。
こちらには立派な雛段や日本三大つるし飾りについての展示が行われています。こちらに展示されているつるし雛は、最古のもので大正4年、他にも昭和初期や中期に制作された歴史のある作品が多数。他にも……
デコレーションが施されたキラキラと輝くつるし雛や、魚の骨で作られたつるし雛など、ちょっと変わった作品を見ることができます。このような珍しいつるし雛を見ることができるのもそうですが、やはりこれだけの数と種類のつるし雛にお目にかかることができる機会というのは、なかなか訪れるものではないと思いますので、是非一度伊豆・稲取の文化公園 雛の館へ足を運んでいただければと思います。
撮影禁止のエリアでしたので、写真でのご紹介はできませんが、雛の館内にはつるし雛のお土産も販売されています。こちらで見られるようなつるし雛を購入できるチャンスですので、興味がある方は是非見てみてくださいね!
公園内には他にも見どころが!
稲取文化公園は”公園”というくらいなので、雛の館があるだけではありません。大きな公園というわけではありませんが、他にも設備がありますのでご紹介します!
まずは雛の館の目の前に広がる大きな芝生広場です。小さなお子様などが遊ぶのに最適ですね! ペットの入場は禁止されているのでご注意ください。
雛の館から芝生広場を挟んだ反対側には足湯が設けられています。こちらは屋内型の足湯になっているので、天候に左右されず足湯を楽しむことができますね! 温泉街ならではといった設備です。屋外の足湯もありましたが、この日はお湯が張られていませんでした。時期によってなのかな?
もちろんトイレもあります。私は「雛のつるし飾りまつり」期間中に訪れたので、この場所は駐車禁止となっていましたが、普段は駐車場も開放されていますのでトイレも自由に使用することができます。
稲取文化公園 雛の館を訪れてみて…
とにかく「雛のつるし飾りまつり」が圧巻です! 必要最低限の情報だけは事前に調べてからお出かけするのが私のスタイルなのですが、実際に見るのと写真などで見るのでは迫力が大きく違いますね! 大きな会場ではありませんが、館内にびっしりと飾られた雛飾りは迫力満点! 私の体感だと、写真で見るのと実際に見るのでは感動の大きさに10倍以上の差があります! そのくらい、実際に足を運んでご自身の目で見ていただきたい場所だと感じました。「雛のつるし飾りまつり」は期間限定のイベントですので、開催期間をご確認の上お出かけくださいね!
また、「雛のつるし飾りまつり」期間以外にも、雛の館では季節のつるし飾りを展示、公開しています。どうしても期間中に足を運べなかったという方でもつるし飾りを見ることはできるようなので、稲取温泉旅館協同組合公式サイトにて開館スケジュールをご確認の上お出かけください。
雛の館をメインでご紹介する形になってしまいましたが、稲取文化公園には芝生広場や足湯といった、つるし飾りとは違った楽しみ方もあります。雛の館以外は無料で利用できますので、東伊豆周辺を訪れた際には、稲取文化公園まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!
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稲取文化公園 雛の館へのアクセス
公式サイト
所在地
公共交通機関で向かわれる方は、伊豆急行線伊豆稲取駅より東海バスへ乗車、小学校前(東伊豆町)バス停で下車。バス停から徒歩4分ほどで稲取文化公園に到着します。
また、伊豆稲取駅からは徒歩15分ほどですので、徒歩で向かわれるのもおすすめです。
駐車場
「雛のつるし飾りまつり」期間中は有料の臨時駐車場へ
駐車料金 90分以内500円
イベント期間以外は稲取文化公園の駐車場(無料)を利用できます。
入園料、入館料
稲取文化公園への入園は無料
雛の館入館料 500円(小学生以下無料)
営業時間
9:00~17:00(最終受付16:30)
定休日は稲取温泉旅館協同組合公式サイト開館スケジュールにてご確認ください。
その他ご不明な点、詳しい情報は稲取温泉旅館協同組合公式サイトにてご確認ください。