静岡県富士宮市にあるマイナスイオンたっぷりの穴場スポット、陣馬の滝(じんばのたき)。この滝の一番の魅力は、至近距離で滝を見ることができること。そして夏場は水遊びのできる観光スポットとしても人気のある、自然に囲まれた小さな滝です。朝霧高原周辺の観光スポットでありながら、主要道路から少し入った場所にあるため人があまり多くないのも魅力! 大自然の中でマイナスイオンを浴びながら、ゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめの穴場スポットです!
陣馬の滝ってどんな滝?
陣馬の滝。なんかちょっとかっこいい名前の滝ですよね? 今から約830年ほど前、源頼朝が富士の巻狩りを行った際に、滝の近くに一夜の陣を敷いたことが名前の由来となっているようです。
静岡県富士宮市を流れる五斗目木川にかかる滝で、上流からの水流と溶岩層の隙間から湧き出す水からなる美しい滝です。同じ富士宮市にある白糸の滝のような規模の大きな滝ではありませんが、穴場スポットとして朝霧高原周辺の観光名所のひとつとなっています。
また、毎年8月には地元有志による「陣馬の滝まつり」が行われます。
陣馬の滝を散策!
先日陣馬の滝を散策してきましたので、その様子をご紹介しますね!
陣馬の滝は、朝霧高原の中心を走る国道139号線から西側に入った田舎道の途中にあります。普段は地元の方々しか通らないような道幅の狭い道路の先にありますので、お車で向かわれる方は注意して運転してください。
駐車場
陣馬の滝の駐車場はこんな感じです。道沿いに駐車スペースが設けられているのですが、きれいに整備されているのでとても駐車しやすかったです。私は第1駐車場に駐車したのですが、案内板によれば第2駐車場もあるとのこと。ということで第2駐車場の場所を確認しに向かったのですが、それらしき場所を見つけることができませんでした。思ったより離れた場所にあるのかもしれません。
ちなみに第1駐車場だけでも20台以上の収容台数がありますので、大型連休やイベント事でもない限り満車になることはないかと思われます。こういったところが穴場スポットの良いところでもありますね!
こちらは駐車場から見た景色です。THE・田舎!という風景が広がっており、駐車場に着いただけで心が洗われるような感覚になります。
陣馬の滝を目指して!
駐車場のすぐそばには陣馬の滝遊歩道と書かれた案内板が設置されています。陣馬の滝までは遊歩道が整備されていますので、安全に近くまで向かうことができます。
陣馬の滝の近くまでは階段もない平坦な遊歩道が続きます。駐車場から徒歩1~2分です。
滝の近くまで来ると注意事項の書かれた看板やベンチが設置されています。マナーを守って陣馬の滝を楽しみましょう!
最大の魅力は至近距離で楽しめること!
遊歩道を更に進むとそのまま陣馬の滝のある五斗目木川に下りることができます。写真でもわかるように、その先は道という道はありませんが、石などをうまく使って更に奥に進むことも。夏場はサンダルなどで訪れれば浅瀬を通って滝のすぐ近くまで行くこともできます。実際、夏場の陣馬の滝は水遊びができるスポットとしても有名な場所です。さすがにこの日は10月だったこともあり、水に入っている方はいませんでしたが……。
私も靴を濡らさないよう石を伝って滝の近くまで行ってきました!
こちらが至近距離で見た陣馬の滝です! 写真では伝わらないかもしれませんが、滝がもうすぐ目の前にあります! 一般的な観光スポットとなっているような滝は柵や囲いなどが設けられており、滝に近づくことはできなくなっていることが多いですが、陣馬の滝はすぐ目の前まで近づくことができます! というか、夏場は滝壺で泳いでいる方もいるくらいです。
陣馬の滝は落差の大きな大迫力の名瀑!といわれるような大きな滝ではありませんが、非常に美しく素晴らしい景観を楽しめる滝であることには間違いありません。もちろんマイナスイオンもたっぷり! そして…
水の透明度がすごいんです! そしてとても冷たい! 滝から流れ落ちたばかりのきれいな水に触れることができるのも陣馬の滝の魅力だと思います。
先ほどご紹介した滝とは違う場所からも水が流れ出ています。こちらは溶岩層の隙間から水が湧き出ている場所です。正面の滝に目が行きがちですが、こんな場所もあるので是非探してみてくださいね!
更に滝の近くにはちょっとした休憩ができる東屋のようなものも設置されていました。陣馬の滝を見ながら自然の中で一休み。癒されますねー。この日は残念ながら東屋側に渡ることはできませんでした。次はもう少し暖かい時期に訪れようと思います!
陣馬の滝に行ってみて…
すごく手軽に楽しめる観光スポットでした! 素晴らしい景色を楽しめる場所にも関わらず、穴場スポットということで人が多くないのも良かったです! ただ時期や時間帯によってはかなり多くのお客さんが訪れることもあるようなので、周辺道路や駐車場付近では地元の方々の迷惑にならないよう配慮して観光を楽しんでくださいね。
夏場は水遊びを楽しむこともできますが、天然の滝ということでごつごつとした岩があったり、深場や水の流れが速い箇所もありますので、十分に注意して涼を楽しんでください。また、陣馬の滝近くまでは遊歩道が整備されていますが、滝を至近距離で見たいという方は歩きやすい靴、汚れてもいいような靴で訪れることをおすすめします。
見学料・駐車場無料の観光スポットですので、朝霧高原周辺を訪れた際には、是非手軽に美しい滝の景観を楽しんでくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!
陣馬の滝へのアクセス
公式サイト
所在地
〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭2616(駐車場) 地図はこちら
公共交通機関で向かわれる方は、富士宮駅より富士急静岡バス猪の頭行きに乗車、陣馬の滝入口バス停で下車してください。そこから徒歩5分ほどで陣馬の滝第1駐車場に到着します。富士宮駅からバス、徒歩合わせて1時間弱かかります。
入場料
無料
駐車場
第1駐車場 | 無料 | 20~25台 |
第2駐車場 (混雑時) | 無料 | 40~50台 |
開放時間
24時間開放
その他ご不明な点、詳しい情報は富士宮市ウェブサイト・陣馬の滝ページをご覧ください。