【修善寺虹の郷】山の中のテーマパーク! 異国文化と四季折々の自然【伊豆市修善寺】

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静岡県伊豆市修善寺にあるテーマパーク修善寺虹の郷(しゅぜんじにじのさと)。ここでは季節ごとに様々な種類の花や緑を楽しむことができ、エリアごとに分けられた様々な文化に触れることができます! また写真映えするスポットも数多くあるため、静岡・伊豆周辺を訪れた際には是非立ち寄っておきたいおすすめのテーマパークです!

修善寺虹の郷をエリアごとにご紹介!

修善寺虹の郷はエリアごとにテーマが設定されており、そのテーマに沿った文化や建造物、歴史について学ぶことができる施設となっています。この記事では私が回った順番でご紹介させていただきますが、園内はかなり広い造りになっていますので、すべてを見て回りたい方は園内マップ等で確認しながら散策してください。後にわかると思いますが、私は1エリアだけ見逃してしましました。

それではエリアごとにご紹介していきます!

イギリス村

駐車場に車をとめて入口から園内へ入ると、早速最初のエリアです。最初のエリアはイギリス村! エントランスゲートをくぐると、いきなり海外の街並みのような光景が広がりテンションが上がります!

それぞれの建物がお土産屋さんや博物館になっています。奥に見える赤いバスはカフェです。修善寺虹の郷はいろいろなところにベンチや休憩スペースが設けられているので、ゆっくりと休憩しながら散策することができます。

こんな感じのレトロな海外のバスが展示されていたりします。これはもう動かないのかな?

イギリス村には鉄道模型ジオラマ館15インチゲージレイルウェイミュージアムといった施設もあります。イギリス鉄道や蒸気機関車の歴史について学ぶことができる、SLファンにはたまらないミュージアムです!

そしてちょっとわかりにくいかもしれませんが、この修善寺虹の郷には列車が走っているんです! その名もロムニー鉄道! 先ほど紹介した15インチゲージレイルウェイミュージアムもこのロムニー鉄道のミュージアムです。線路の幅が15インチ(約38センチ)しかなく、公共の鉄道として一番小さな規格の鉄道なんだそうです。このロムニー鉄道は修善寺虹の郷内の移動手段として使用することができ、約10分ほどでカナダ村のネルソン駅に行くことができます。この写真に写っているのは、イギリス村のロムニー駅です。

伊豆の村

イギリス村を抜けると北へ向かう道か西へ向かう道かに分かれます。私は北へ進み伊豆の村へ向かいます。

こんな感じで階段を下っていきます。車いすでも進めるよう、坂道も設けられています。ちなみに私が修善寺虹の郷を訪れたのは2月頃でしたので、河津桜がぽつぽつと咲き始めていました。

伊豆の村は甘味処やラーメン屋さんなどが並ぶ、食事をしながら休憩できるエリアですね。エリアとしての規模も大きくないので、ゆっくりとした時間を過ごすにはもってこいのエリアだと思います。季節ごとの限定メニューもありそうなので、修善寺虹の郷を訪れた際にはチェックしておきたいスポットです!

匠の村

伊豆の村を抜け少し進むと、次は匠の村エリアに入ります。まさに”村”と呼ぶにふさわしいような、日本の伝統的な合掌造りの建物が立ち並ぶエリアです。ダム建設によりダムの底に沈む運命にあった、岐阜県揖斐郡徳山村の建物9棟を虹の郷に移築。匠の村として生まれ変わり、一般に公開されています。

自然の中に立ち並ぶ合掌造りの建物が懐かしい雰囲気を醸し出しています。個人的に一番のお気に入りエリアです! 

レトロなポストなんかも設置されています。少しもの寂しげな雰囲気があり、風情を感じますね。

こちらは玩具遊び処です。お手玉やメンコ、だるま落としなど、昔ながらの懐かしいおもちゃで遊ぶことができます。

匠の村にはほかにも、岐阜県徳山村の生活用品が展示された民具展示館や、コーヒーや軽食をいただきながら小休憩ができる旬彩茶房 「やすらぎ」、漫画家・富永一郎さんの作品が展示されている富永一郎忍者漫画館などがあります。

更に匠の村には、和紙による花ハガキ作りが体験できる匠 和紙工房、杉でドアプレート作りが楽しめる手作り体験工房「遊牧民(遊牧民)」、江戸独楽の製作体験ができる江戸独楽・木地玩具「匡峰庵(きょうほうあん)」といった、ものづくり体験を楽しむことができる施設もあります。

フェアリーガーデン

匠の村を抜け次はフェアリーガーデンを目指します! が、修善寺虹の郷を隅々まで楽しみたかったので敢えて遠回り。

おそらく季節によってはいい眺めになるであろう場所を発見! この辺りはどのエリアにも属していないようですが、それでも休憩できる場所がありますね。こういうところ、私は好きです。

フェアリーガーデン到着! 「妖精の歌声が聞こえてきそうな…」と紹介されていますが、さすがに2月は厳しかったようです。バラの開花時期に合わせて行けば、フェアリーガーデンと呼ぶにふさわしい光景が広がっていることでしょう! それでも雰囲気は味わえたので良しとしました!

これ花が咲いていたら絶対にきれいですよね? 完全に行く時期を間違えました。

こちらはプリンセス・ローズ・ハウスという温室です。やはりこの時期はちょっと寂しいですね。次はバラの開花時期に合わせて来ようと思います!

カナダ村

フェアリーガーデンからロムニー鉄道の線路を挟んですぐ隣にあるエリアがカナダ村です。

園内ですが当然踏切もあります。

こちらのカナダ村は、修善寺虹の郷がある伊豆市の姉妹都市である、カナダ・BC州ネルソン市の古い街並みを再現され作られているようです。カラフルな建物がとても印象的なエリアです。

こちらはカレーライスやパスタ、ピラフなどの軽食を提供してくれるめーぷるというカフェテラスです。

このくまさんが目印のお店はベイカー・ストリート・ブティックです。カナダ直輸入のグッズを取りそろえたお店です。

こちらのお店はハンバーガーやソフトドリンクが楽しめるファーストフード店・イエローピーチです。

その他にもこのカナダ村には、小さなお子様がのびのびと遊べるプレイロットという広場や、水遊びができるわんぱく水遊び広場、万華鏡作家の作品を展示してあるカレイドスコープミュージアム・ネルソンホールといった施設もあります。

このハートのオブジェの奥に見えるのがクーテニー湖ビッグオレンジブリッジです。このハートのオブジェが常設されているものなのかはちょっとわかりませんが、写真映えするスポットなのは確かです!

そしてこちらがネルソン駅です。イギリス村にあったロムニー駅への列車が出ています。修善寺虹の郷のロムニー鉄道はこの2つの駅から成り立っています。

その他にもいくつかのエリアが…

これで修善寺虹の郷すべてのエリアをまわり終えました! と、言いたいところですが、日本庭園エリアインディアン砦わんちゃん広場には行っていません。

まず日本庭園エリアですが、単純に忘れました。日本庭園エリアは修善寺虹の郷のほぼ中心に位置し、どのエリアからも比較的行きやすいのですが、外周をまわりながらエリアごとに散策していたので、どこからでも行けることが裏目に出てしまい、結局行かずじまいで虹の郷を後にしてしまいました。

インディアン砦とわんちゃん広場に関しては、前日の雨とこの日も小雨がぱらつく時間帯があったことから、かなり足元が悪い状態だったので散策を断念してしまいました。ご紹介できず残念です。

修善寺虹の郷に行ってみて…

かなり前から行ってみたいと思っていた場所だったので、念願が叶って純粋に嬉しかったです! 実はこれまでに行ったことのある方たちから感想を聞くと、あまりおすすめはしない感じだったので二の足を踏んでいました。更にネットのレビューなども低評価がちらほらあったので……。

ですが実際行ってみたら想像以上に楽しめました! 確かにちょっと時代を感じる部分や、手が行き届いていないようなところも見られましたが、それはそれで味があっていいのではないかと! 私が行ったのが平日だったこともあり、人も少なくゆっくり散策しながらまわれたのも非常に良かったです! 残念だったのは写真を見てもらえるとわかるように、天気が良くなかったことと行く季節を間違えたことですね。次はお花が見頃の季節の晴れた日に行きたいと思います!

修善寺虹の郷に限った話ではないですが、訪れた施設に不満を感じるのはその施設に対して求めているものとかけ離れているからではないかと思います。修善寺虹の郷に有名な大型テーマパークのような楽しさを求めて行ったら、さすがに満足するのは難しいと思います。海外のような街並み、昔の日本の文化、四季折々の草花に囲まれたゆっくりとした時間を過ごすために訪れれば、とても充実した時間を送ることができると思います。興味のある方は是非一度足を運んでみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

こちらの記事が少しでも、皆様のお出かけ時間のお役に立てれば幸いです!

修善寺虹の郷へのアクセス

公式サイト

修善寺虹の郷

所在地

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺4279-3  地図はこちら

公共交通機関で向かわれる方は、修善寺駅南口から東海バスで約20分、虹の郷バス停で下車すぐです。

入園料

大人(中学生以上) 1,220円(税込)

小人(満4歳~小学生) 610円(税込)

駐車場

普通車 300円(税込)

二輪車 100円(税込)

営業時間

4月~9月

10:00~17:00

10月~3月

10:00~16:00

その他ご不明な点、詳しい情報は修善寺虹の郷公式サイトをご覧ください。

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